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●台風・竜巻についての基礎知識
 台風の発生とメカニズム
台風は赤道付近の海洋で多く発生します。海面水温が高い熱帯の海上
では上昇気流が発生しやすく、この気流によって次々と発生した積乱雲
(日本では夏に多く見られ、入道雲とも言います)が多数まとまって渦を
形成するようになり、渦の中心付近の気圧が下がり、さらに発達して熱帯
低気圧となり、中心付近の風速が17.2m/sを超えたものを台風といいます。
台風は地球の自転の影響で北へ向かう性質を持っています。そのため、
通常東風が吹いている低緯度では台風は西へ流されながら次第に北上
し、上空で強い西風(偏西風)が吹
いている中・高緯度に来ると台風は
早い速度で北東へ進みます。台風
は、春先は低緯度で発生し、西に
進んでフィリピン方面に向かいます
が、夏になると発生する緯度が高く
なり日本に向かって北上する台風が
多くなります。9月は発生数では年
間で一番多い月ですが、台風を流
す上空の風がまだ弱いために台風
は不安定な経路をとり易く、9月以降
になると南海上から放物線を描くよ
うに日本付近を通るようになります。
昭和26(1951)年以後で上陸をみると,早いものは4月25日(昭和31(1956)
年)に鹿児島県大隅半島へ,遅いものは11月30日(平成2(1990)年)に和
歌山県南部に上陸しています。
 竜巻の発生

台風が接近すると,沖縄,九州,関東から四国の太平洋沿岸では竜巻が
発生することがあります。また,台風が日本海に進んだ場合には,台風に
向かって南よりの風が山を越えて日本海側に吹き下る際に,気温が高く乾
燥した風が山の斜面を吹き下るフェーン現象が発生し,空気が乾いて乾燥
しているため,火災が発生した場合には延焼しやすくなったりします。