2004年12月26日、午前8時(日本時間10時)ごろ、インドネシアのスマトラ
島沖で、巨大「海溝型地震」が発生し、最大10メートル程度の大規模な津
波などにより、死者は22万人を超えました(2005年1月21日現在)。
近年わが国でも東海地震・東南海地震・南海地震が発生する危険性が話
題になっています。
東海地震・東南海地震・南海地震は「海溝型地震」ですので、もちろん津
波による被害は避けられません。
中央防災会議の専門調査会が2003年、東南海・南海地震が同時に起き
た場合の被害想定をまとめた結果、建物倒壊や津波、火災などで最悪の
場合、死者は中部地方から九州にかけた13府県で約2万500人にのぼり、
経済的な被害は約56兆円に達すると発表されました。
二つの地震が同時発生したときの予想されるマグニチュードはM8.6で、地
震のエネルギーは1995年の兵庫南部地震の120倍というすざましいもの。
被災地域も遥かに広範囲に及び四国・近畿・東海の人口密集地帯全体を
激しく襲う海洋型の巨大地震となります。
また、海洋型地震の特徴として地震の揺れる時間は兵庫南部地震の10
数秒に比べはるかに長い1〜2分になり、大きな建物ほど被害を大きく受
ける危険性があると専門家は指摘しています。
このようなかつてない巨大地震が、今後30年間の間に発生する確率は40
%、50年の間では80%と予測されました。
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